食事をするとき、どんな点に気をつけてメニュー選びをしていますか? 「GI値」を参考に考えてみるのもおすすめです。
GI値とは、食品に含まれる糖質の吸収の度合いを表す数値であり、食後の血糖値の上昇の度合いを表す指標です。 血糖値が上がり過ぎると、体内でインスリンというホルモンが分泌されます。 このインスリンは、脂肪を作り、脂肪細胞の分解を抑制する作用があるのです。 つまり、脂肪の分解を促進したい場合、血糖値の上昇を緩やかにし、インスリンの分泌を抑える必要があります。
GI値が低いほど血糖値の上昇が遅くなるので、ダイエットのためにはGI値が低い食品を選ぶことが重要になってきます。
主食を選ぶ際は、白米より玄米、白パンより全粒粉パンなど精白されていないものを選びましょう。 野菜類では、レタスなど葉もの野菜や、キノコ類がGI値が低いです。 そのほか、プレーンヨーグルト、ナッツ類、チーズ、牛乳もおすすめ。 しかし、にんじん、かぼちゃ、じゃがいもは野菜の中でも比較的にGI値が高いので、食べ過ぎには注意が必要です。 また、ケーキやクッキー、バナナなどはGI値が高いので、気を付けましょう。